孔内最深部からのエポキシ樹脂注入が可能で、空気溜りが発生せず、孔内部と浮き箇所に樹脂の充填及び拡散が確実にできます。
事前に建物に応じて注入圧を設定することで、注入圧による健全部の共浮きを防止することができます。
孔内最深部からの一定圧力でエポキシ樹脂注入を注入することにより、複数浮きがある場合でも樹脂注入できます。
注入圧力を自由に設定できる圧力設定機能(ロック時に空気圧を設定しシリンダーをオープンにする。)
最大注入圧で接着剤を注入できるパワー設定機能
レギュレーターに必要圧力を設定します。
エアシリンダー内にポンプで空気を入れ、スライド力を調整します。
国交省の建築改修工事管理指針健全部の接着強度基準
セメントモルタル張り0.4N/mm2以上
従来の注入では、接着剤を貼付けモルタルやタイル部分に基準値を超えて加圧すると、浮いている箇所を更に浮かせしまう危険性があります。PA注入機では、注入圧力を調整できるため、浮き箇所を更に浮かせる危険性がありません。
ノズルを最深部まで差し込み、注入を開始します。
注入ガンを押し込んだまま接着剤を注入していきます。
・仕上げ材(タイル、塗料)の浮き部
・コンクリートの変色、はく離、はく落
・骨材が露出している箇所
・コンクリート強度が著しく低い箇所や老朽化の程度がおおきい箇所
鉄筋が錆び、躯体の爆裂に繋がる。また、水漏れの原因やコンクリートの耐荷重も低下する。